重心測定でわかること
筋肉の緊張によって起こる重心の偏りの変化から、神経伝達の変化を読み取ります。
骨格の歪みは、骨格を支える筋肉(骨格筋)に緊張をもたらします。その結果、立位での測定において重心に偏りがおこります。一般的に上部頸椎にサブラクセイション(脳からの神経伝達妨害)が起こると、重心は後方・左右移動をもたらします。
姿勢保持はあなたの脳が神経系を通して筋肉を使って調整していますので、サブラクセイションが取り除かれると、脳からの神経の伝達がよくなって筋肉の状態が変化することによって姿勢変化が起こり、手足が揃います。そして、筋肉の緊張が取れるに従って、重心は前方・中心へ移動するのです。