どのようなことでサブラクセイションは起こりますか?
転倒、落下、打撲、出産、栄養学的問題、化学物質、大気汚染、細菌、遺伝子、 外傷、火傷、過労、ストレス、睡眠不足、仕事や日常生活の癖など様々です。 近年は長時間のPCやスマホ操作が原因の場合が増えています。
なぜ、サポーターやコルセットはしない方がいいのですか?
膝が痛い人はサポーターをする、腰が痛い人はコルセットをするのが当たり前と思っている方も多いようですが、それは本当にいいことでしょうか? サポーターをすると膝が固定され軽くさえ感じます。 でも締め付けることで血行を悪くしているのです。 コルセットはどうでしょう? 腰が痛いと不安でいつも装着している方もいますが、固定を続けていると腰の周りの筋肉は確実に衰えてしまうのです。 昔は、なんでも大事をとっていましたが、今は医療の分野でも自力で良くなることが主流となりつつあります。究極は物に頼らず自分の身体を自分で維持できるように努めるしかないのです。
なぜ、ホットカイロはしない方がいいのですか?
冬になると多くの人が背中や腰、つま先などにホットカイロを使っています。 それは確かに温かくて気持ちよいものです。 でも、気持ちよければ身体は喜んでいるのでしょうか? 背中の中には脳から全身に指令を伝える神経の束が通っています。 その背中や腰を部分的に温め続けると、脳がその部分に血流を送ることを止めるため身体本来の体温調整のバランスが崩れてしまいます。 身体は使わないとその機能はどんどん衰えていきますので、常用していると身体を甘えさせることになり、ついには身体が冷えることになって、基礎体温まで下がってしまいかねません。 とても寒い日にポケットに忍ばせたり、外出時につま先ほどは良いかもしれませんが、背中や腰に長時間にわたって張り続けるのは控えたいものです。
なぜ、運動した方がいいのですか?
私達の身体は、中軸となる骨格を筋肉組織が支えています。その肉体は25歳を頂点に徐々に衰え始めると言われますが、実際には20~40代くらいまでにはそれほど気にならないかもしれません。しかし、身体の中では間違いなくその傾向が認められます。それをカバーするには積極的に筋肉を鍛える運動を行うしかありません。 しかし、頭を支える首の状態が良くない場合(サブラクセイションのある状態で)は、代償として骨格のバランスの崩れによって首や背骨の関節に負担が掛かったり、腰や股関節そして膝や足首まで負担が掛かってしまいますので、その状態で運動を続けてしまうと、かえって痛みが増したり、外傷を負い易くなってしまいます。 上部頸椎カイロプラクティックでアジャストメントを受けられた方は、首の状態が良くなっていますので運動を続ける、もしくは始めることによって骨格の安定を保つことが出来るので、アジャストメントの回数を減らすことに繋がります。 元気でいるためには、それなりの努力も必要です。首の状態が良くなったことをキッカケに是非運動を始めてみましょう。きっと想像していた以上の健康維持が実感できるはずです。 運動をするということは、筋肉を使うということです。 筋肉を使うことで血流も良くなり、骨にも刺激が伝わることで骨密度も上がるようになります。薬を服用して安静にしていても丈夫な身体は作れないのです。
なぜ、湿布をしない方がいいのですか?
暑いときに身体に冷たいものを当てると気持ちいいものです。痛みがあると少しでも楽になりたい、早く良くなりたいと湿布をしたくなります。でも湿布をしなくても良くはなっていくのです。 痛みがある所は血流を良くして自然治癒による回復を促すため発熱が起こるのです。 気持ちが良いからと、いつまでも冷やしていると逆に自然治癒を妨げることになってしまいます。 近年は、外傷や火傷の回復でさえ、消毒を繰り返したり冷却するのではなく、 初めだけ患部を水で流し、その後は空気に傷口が触れないようにシートを貼って経過をみる方が治癒の経過も良いと言うことなどの報告もあります。
身体が信号を出すって、どういうこと?
★からだは信号を出している★ 「からだが信号を出すってどういうこと?」 と思われるかも知れませんが、間違いなく身体は信号は出して伝えようとしているのです。 ・例えば、熱が出る。これは身体が熱を出すことによって菌と戦っているのです。ですからむやみに薬で熱を下げれば良いと言う事ではないのです。 「頑張って!!」と応援したいものです。 ・下痢や嘔吐をする。これは身体の中の不必要なものを出すことによって胃腸への負担を減らしているのです。ですから薬でそれを制御するより、水分を補給しながら出し切って養生することの方が大切です。 ・血圧が上がる。血圧の数値が高くなると皆さんは、不安になって薬の服用を始めます。そして、その後は一生涯薬に頼って血圧を安定させようとします。でも、これって正しいのでしょうか?何もすることのない暇な日があったら、朝・昼・晩に数回にわたって血圧を測ってみて下さい。一日の中で大きく数値が変わることに気付くはずです。十分に睡眠が取れた日、寝不足の日、イライラとストレスいっぱいの日、過労でクタクタの日、すごく気分の良い日、運動をした日、 全く違った結果が出るのです。薬に頼る前に、まず食事、睡眠、運動の日常生活を振り返ってみましょう。 ・痛みが出る。痛みはつらいものですが、それは「ここに問題がありますョ」と、身体が声なき声で教えているのです。痛みを感じなければ傷を負っても気付くことも出来ません。早く痛みから解放されたいと薬や注射、マッサージなどで軽減して動き回っているとその負担は大きいものとなり、更なる症状を生み出しかねません。早く原因を解決すべきなのです。 上部頸椎カイロプラクティックではこの原因が上部頸椎のサブラクセイション(ズレ)にあると考えるのです。